電気ショッカーボートによるブラックバス捕獲調査の動画

10年5月12日



 たまたまブラックバスの動画を見ていたら、電気ショッカー船による駆除の様子を写した動画が見つかりました。
 自分はブラックバス駆除派でも擁護派でもないですが、この動画を見て思ったこと。

1.こんな面白そうな事(電気ショックで魚を麻痺させて、網ですくう事、動画に写っている人は楽しんでいますよね)でお金がもらえる公務員(試験所?漁協?)が羨ましい。
(楽しんで、給料がもらえるなんて最高だ)

2.水産試験所等の公共機関が、水辺を調査して外来種(ブラックバスはもちろんのこと、熱帯魚、観賞魚、ワニ、カメ・・・)がこんなにも侵入してきていますよというレポート等を作成する仕事、これをやってみたい。
(自然観察と仕事が一緒にできるんなんて最高だ)

3.この動画のコメントに、「この電気ショックによって、根絶できた」と書いてあるけど、ブラックバスの稚魚が捕獲されてない(動画では)事から、もともと北海道では繁殖できないのでは。または、放流されて一年未満だったのか・・・。
 爆発的に広がってない北海道では有効な手段だと思いますが、琵琶湖では危険な生物を捕まえる時ぐらいにしか役に立たないのでは。

 とまあ、勝手な個人的な感想です。

 以前にも、外来魚問題をちらっと記事に書きましたが、ブラックバスによって、駆除派は生態系が壊れているとよく言いますが、正確には生物相ですよね。
 ブラックバスが繁殖したことによって、生物の多様性は確実に減るかも知れませんが、それによって水中のバクテリアが死滅したり、水生植物が枯れたり、ブラックバスやギルを餌にしている猛禽類が爆発的に増えることは無いと思います。

 水中のバクテリアが富栄養化で異常繁殖したり、埋め立てによってヨシ林を刈り取り護岸化するのも、猛禽類の住処の里山を宅地にするのもすべて人間なんですよね。

 生態系を壊すことができるのは人間だけ。あと自然の大災害。これが持論です。

 もちろん、ブラックバスが繁殖すると、在来魚は減少します。希少な生物がいるところでは駆除も必要でしょう。

 でも、生物の多様性に何故、外来種が入ってはいけないのでしょうかね。放流が連続してなければ(この場合、ブラックバス自体はもちろん、餌となるコアユやワカサギ等も)、生物ピラミッドは三角系になるはずです。豊かな自然環境があれば、共存できるのではないでしょうか。

 そもそも放流しなければ、アユもワカサギも渓流魚も、潮干狩りのアサリも楽しめない世の中です。

 それは何故? 現代は少子化と言われていますが、自然豊かだった江戸時代と比べたら人口は10倍に増えています。
 わざわざ外洋まで魚を獲りに行き、外国の牛肉・小麦を輸入し、見渡せば舶来の食物がありふれているのが現代の日本です。

 ブラックバス駆除派が言う、豊かな生物相ってなんでしょう?
 江戸時代の里山の風景を思い浮かべているのでしょうか?
 
 里山を維持するには、植林をして、間伐材をマキにしたり炭にしたり、わらぶきの家を手直ししたり・・・・。石油と電気と輸入品に頼っている日本に里山の復活なんて難しいものだと思います。自給自足できる日本人なんて数えるぐらいしかいないのでは。そもそも江戸時代の人口まで日本人を間引かないと無理でしょうね。

 ・・・・・・。

 話が、電気ショック船から離れすぎたので、振り出しにわーい(嬉しい顔)
 
 池や川が、子供が泳いでも平気なぐらい綺麗になって、ブラックバスはもちろん、鯉や鮒が日常的に食べれるようになるのが理想だと自分は思います。
 ブラックバスが食べれないというイメージを払拭し、ブラックバス料理がブームとなれば、あれよあれよと養殖しないと食べれない程になると思いますね。
 「おもいっきりテレビ」「ためしてガッテン」とかで、ブラックバスが美容にいいとか、ダイエットに最適とかと、政府がテレビを利用して嘘の情報を流せば、悪徳業者が野池産のバスを琵琶湖産と偽って密漁するでしょう。
 なお、日本が鎖国したら食料難のため、食べることができるブラックバスは真っ先に絶滅するでしょう目

 あと、電気ショック船を建造するお金や維持する人件費で、ブラックバスの遺伝的な不妊化、性ホルモンによる捕獲を研究したほうが、はるかに良い税金の使い道だと自分は思います。

 自分は琵琶湖のブラックバスを駆除するのに反対もしないし、近所の池や川に密放流もしません。ただ美味しいブラックバスが食べれる水質環境が増えるといいなと思います。


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この記事へのコメント
自分も駆除賛成でもなければ反対でも
無いです、ついでに琵琶湖の駆除は100%
無理だと思っています、
遊船の資格を持っているガイドさんは
リリースしても良いことになっています、
ゲストの方は自己判断です、
在来魚が本当に全滅の恐れがあるなら
アメリカの様にゾーニングと言う方法も
あると思います、
あちこち理由を付けて無駄に時間と税金の
消化はやめて欲しいものですね。
Posted by すてっぷ at 2010年05月13日 21:11
私は数年前までバスフィッシングをやっていてその楽しさはわかるつもりですが、
今回その生態系(生物相ですか)からちょっと感じたことを。。

率直なところ本気で駆除を考えるならキロ千円くらいから買い取ればいいのにと思いますね。
50円ではなめてるというか中途半端すぎるように思います。
一応手は打ってますと言う意味合いにしか私には感じられないですね。

もう随分昔の話になりますが(20年以上前)、弟が釣ってきた50センチを超えるバスを庭の池に放したところ、
翌日、平和だった池は一変、たくさんいた金魚(といってもフナですから20cmくらい)どこへやら、その他見える範囲では亀(甲羅長20cmくらい)も無残にも食べられていました。残ったフナも泳ぎ回ることはなく隠れるといった状況。バス一匹で。
おそらく想像以上に凶暴ですよ。あ奴は。。

まあ、行政もいろんな利が絡み合って大きく動けないんでしょうかね。
ちなみに20年程前の琵琶湖と今の琵琶湖素人目で見ても違いますよ。手長えびやタナゴなど今ではどこ行っても見ないでしょ。バスのせいといわれても反論するのは苦しいように思いますね。
まあ、あくまで個人的な見解ですけど極限的には在来種との共存はムリだと思ってますw

Posted by wwpower at 2010年05月13日 23:44
ステップさん、こんばんわ^^
このような、一人よがりな記事にまでコメントありがとうございます。

そういえば、遊船の資格を持っているガイドさんやプロの人はリリースOKでしたよね・・・。変な話ですよね、そのような人達が率先してイケスに回収した方が、駆除効果もマスコミ受けもいいと思うのに。その行動をみた一般アングラーが回収箱へ持ち込むようになる。

遺伝子操作やホルモン誘導で絶滅に追いやるような研究には賛同しますが、数を一定数減らす均衡的な駆除活動には無駄とはいいませんが、他にすることがあるのではと思います。

ブラックバスを減らしても、それは減っただけで0ではないですからね。産卵床を毎年毎年網で掬わなければ、いずれ爆発的にまた増殖してしまいます。
なら、在来魚の隠れ家を増やした方がいいんじゃないかな〜が僕の思いです。

駆除も環境保全も大事ですが、行政が駆除に傾いているのがなんか気になるな〜と思います。
Posted by コン太郎 at 2010年05月14日 20:02
こんばんわ〜wwpowerさん^^

回収箱にバスやギル入れた事ありますが、もっと設置箇所を増やせばいいのにな〜と思います。監視員を有名ポイントに配置して、リリースしないでねと注意するとか・・・その監視員や回収係りの給料とかどうするの?という問題もありますが。

現状、回収箱あっても形骸化していますからね。入れた外来魚の重さに応じて、地域で使えるクーポン券とか配布できるようにするとか、何かしら回収箱に入れる利点が無いと、わざわざ回収箱まで歩いて入れに行く奇特な人は少ないかと思います。

しかし、キロ50円って安いですよね。漁師にとっては稼ぎになるかもしれませんが、釣り人にとっては??ですよね。40cm一匹釣ったら、地域クーポン券で帰りの食事が割安になるとかあると、駆除も地域の振興にも良いのではと思います。

ま〜素人の空想です^^

なお、自分も外来生物法が出来る前に、ブラックバスを飼っていました。60cmの水槽で、15cmぐらいが25cmぐらいまで大きくなりました。2年目の夏が越えれませんでしたが・・・一人暮らしで昼間、部屋が灼熱だからな〜^^;

そのバスは、死んじゃう数ヶ月前まで生きえさしか食べませんでした。アロワナの餌を魚肉ソーセージに混ぜたものを食べれるようになってから死んでしまいました。・・・・塩分の取りすぎが原因だったかも^^;;;

と、話が脱線しましたが、生き餌を与えている時、水槽に一度に金魚を10匹入れると、二日後には全部食べられています。冬はホームセンターで金魚を買っていましたが、春夏秋は野池でセルビンを使って餌を集めていました。ヌマエビ、タナゴ、小さな小魚。

どの餌も入れた分だけ、食べてしまいます。

だから野池等の狭い閉鎖的な環境では、共存は不可能だと確信しています。

水槽のバスは、餌を入れた分だけ食べてしまいますが、餌を一週間与えなくても普通に泳いでいます。食べれる時に食べる、これが自然なのだと思います。
だから、餌となる在来魚が隠れることができる環境があれば、共存できるかな〜と思っています。

ま〜駆除駆除と言うよりも、在来魚を増やす努力(環境をよくする努力)も必要かなと思います。なんていうのかな、水質環境的にはよくなっていると思いますが、日本固有の生物相が理想なら、日本固有の江戸時代あたりの自然環境に戻すのも平行して行うべきだと思います。

とまあ、偉そうに語っていますが、たまにブラックバスを食べることぐらいしか実際には貢献してません^^ 

しかし、カメ食べられてしまうのね・・・怖いものです。
琵琶湖に何度もゴムボート浮かべていますが、確かにギルとブラックバス以外は、鯉か細長い魚、アユボールぐらいしか魚をみません。手長エビや沼エビも見たこと無いな〜。

住処を奪われた在来生物を、追い討ちをかけるように外来魚が捕食しているのは事実です。だから外来魚は駆除するべきです。でもそれと平行して、在来生物の住処を増やそうよというのが願いですね。
Posted by コン太郎 at 2010年05月14日 20:41
亀はむりでしょ?
Posted by at 2010年05月29日 03:18
甲羅だけ、「ぺっ」と転がっていたんですかね^^
Posted by コン太郎 at 2010年05月30日 07:35
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