ブルーギルと天皇陛下

09年10月23日 その2

今日のYahoo!ニュースに
ブルーギル、陛下に贈られた15匹の子孫証明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091023-00000104-yom-sci

という記事がありました。

10月23日6時56分配信 読売新聞

 国内で繁殖している外来魚「ブルーギル」は、天皇陛下が皇太子時代の1960年に、米シカゴ市長から贈られた15匹の子孫であることが、三重大学生物資源学部の河村功一准教授(水圏資源生物学)らによるミトコンドリアDNAの分析で判明した。

 2年前、大津市の琵琶湖畔で開かれた「第27回全国豊かな海づくり大会」で、陛下ご自身が米国から持ち帰ったことに言及され話題になったが、科学的にもその事実が裏付けられた。

 ブルーギルは体長10〜20センチの北米原産の淡水魚。主に肉食で、繁殖力が強い。河村准教授らは、生態系を脅かすブルーギル駆除のため、遺伝子の特徴を調べるよう水産庁から依頼を受け、全都道府県の56地点で計1398匹、原産地・米国の13地点で計319匹を採取し、ミトコンドリアDNAの塩基配列を解析した。

 その結果、国内で採取したすべてのブルーギルの塩基配列が、1960年に陛下に贈られたブルーギルの捕獲地・アイオワ州グッテンベルグの1地点で採取したものと、完全に一致した。

 ブルーギルは陛下の帰国と同便で持ち帰られ、食料増産を図る目的で、水産庁淡水区水産研究所が繁殖を試みた。その後、滋賀県と大阪府の試験場に数千匹が分け与えられたほか、本州や四国、九州の湖に放流されたが、食用としては定着せず、繁殖しながら分布域を広げていった。河村准教授によると、現在、全国での生息数は数億匹に上るとみられる。

 大繁殖の結果、琵琶湖ではニゴロブナなどの漁獲量が激減したという。

 陛下は2007年11月の「海づくり大会」式典で、ブルーギルの繁殖が問題となっていることに触れ、「心を痛めています」と述べられた。

 同年12月の記者会見では、釣った魚を放す「キャッチ・アンド・リリース」で繁殖したとの認識を示すとともに、「食材として利用することにより繁殖を抑え、日本で生活してきた魚が安全に育つ環境が整えられるように」との願いを語られた。

 河村准教授は「当時は、食料難を解決するため、国の政策として養殖を目指した経緯があり、繁殖はやむを得ない面がある。15匹から大繁殖した教訓を生かし、生態系を脅かす外来種が入らないよう徹底しなければならない」と話している。

 なんだか、この記事を読むと、ブルーギルが大繁殖しているのは、天皇陛下が持ち込んで、釣り人が釣っても食べないで、リリースするから、大繁殖したと書いています。

 明らかに行政主導のもとで、もとの15匹を数千・万匹に繁殖させて、各地にばら撒いたことに関して、

 「その時は食料難だった。」

 で済ませようとしていますね。そしてブラックバスも最初は食料のために日本に持ち込んだのに、いつの間にか

 「釣り人が、密放流した。」

 にすり変わっているんですよね〜。ま〜ぶっちゃけ野池やダム湖に放流したのは、釣り関係者ですね。しかしその大元のブラックバスは、行政が天然湖で繁殖させたものなんですよね。

 陛下の言葉に「食材として利用することにより繁殖を抑え、日本で生活してきた魚が安全に育つ環境が整えられるように」と、外来魚を駆除しなさいとは言っていないことが、うれしく思います。

 外来魚の駆除ではなく、水辺環境が改善されて、食材として安心・安全に食べれるようになるといいですよね。どこかの記事でブラックバスは肥満の解消にも役に立つと書いてあったし、いつかブレイクするかな〜。


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